号泣した映画の数は
お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」
今までに号泣した映画は2本。
最初はSF映画の「AI」です。
「シックスセンス」で印象的だった子役・ハーレイ・ジョエル・オスメントが、
子供のロボットを演じたんですが、一般家庭に引き取られて、
本当の子供のようにかわいがられたものの…という話。
後半、お母さん(引き取られた家庭の)恋しさに彷徨う子供のロボットと
それに寄り添う熊のぬいぐるみ(声が渋い)との関係もよくて、
そのころ、実家の猫が死んでしまったこともあり、何をどう重ね合わせたのか、
息ができないくらい映画館で号泣しました。
もう1本は、だいぶ後になってみた「レ・ミゼラブル」。
ヒュー・ジャックマンが出ている映画です。
主人公の女の子の母親が娘を育てるシングルマザーなのですが、
何一つ落ち度もないのに仕事を失い、お金がなくなって貧民窟に迷い込んだら、
あっという間に髪を切られ、歯を抜かれ(売れるから)、
娼婦に身を落とす場面が怖くて、圧巻でした。
帰りに夜道を号泣しながら歩いて帰っていると、
定食屋のおかみさんが「いいこともあるよ」なんて後ろから声をかけてくれました。
失恋でもしたかと思ったんでしょう。
号泣した映画って、その後みると必ず泣けるわけでもない。
見たときの自分の中にある何かが、強く反応したという体験かもしれません。
号泣した映画が多い人は、それだけドラマチックな人生なのかもしれないですね。